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マレーシア政府は8月18日、自動車産業の新たな方向性を模索していることを明らかにした。
投資貿易産業省(MITI)は、国家自動車政策(NAP 2020)の中期見直しを進め、グリーン化と強靭性強化を中心とした新戦略を検討している。
マレーシアの自動車産業は国内製造業の柱であり、輸出産業としても重要な位置を占めているが、電動化や持続可能性への対応が急務となっている。
政府は電気自動車(EV)やハイブリッド車の普及を後押しする政策を検討しており、インフラ整備や研究開発支援を通じて競争力を確保する方針を示している。
また、パンデミックや国際サプライチェーンの混乱で露呈したリスクを踏まえ、産業全体のレジリエンスを高めることも重要課題となっている。
マレーシアはASEAN市場の中心的存在として、自動車産業の持続可能な成長を目指し、今後の政策展開に注目が集まっている。