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11月29日に仏エアバス本社から到着したばかりのマレーシア航空のエアバスA330neoは、12月19日にクアラルンプールからメルボルンへ初めての営業飛行を行ったが、一連の技術的な問題が発生。
23日にクアラルンプール国際空港(KLIA)へ戻った後、48時間にわたり地上駐機され、チェックを受けていた。
英ロールスロイス製のトレント7000エンジンを搭載したこの機体は、製造および納入に関連する3つの技術的問題が原因で地上駐機となっていた。
マレーシア・アビエーション・グループ(MAG)の最高経営責任者(CEO)で自らも機長の免許を持つイズハム・イスマイル氏は「問題の解決にはエアバスとロールスロイスの支援が必要」と述べている。
ロールスロイス側も「問題の原因が不良部品にある」と特定し、部品交換を進めている。また、エアバスも技術支援を提供している。
イズハムCEOは安全性を最優先とする姿勢を強調し、新型機の問題についてエアバスとロールスロイスに責任を求める考えを示しつつ、今回の事態に対する不満も表明した。
この機体はその後、24日午後7時28分にKLIAを出発するクチン行きのMH2528便として運航された。
本来同便はボーイング737MAX8で運航が予定されていたがA330neoに代替して飛ばしたという。
なお同機は、24日夜にはメルボルンへの便の通常運航にも復帰している。