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格安航空会社(LCC)エアアジアは、スルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港(スバン空港)発着便の運航を2025年4月7日をもって終了、クアラルンプール国際空港ターミナル2(KLIA2)に国内線業務を統合すると発表した。
同社は2024年8月30日、スバン空港発着のクチン、コタキナバル2路線を就航。
しかし、国内線需要の増加や運用効率の向上を理由に、KLIA2への統合を決めた。
クアラルンプールとコタキナバル、クチン間の旅客数は前年比16%増と大幅に伸びており、今後の更なる需要拡大に対応するため、KLIA2のインフラを活用するとしている。
エアアジア・マレーシアのファレ・マズプトラ最高経営責任者(CEO)は、「KLIA2はピーク時の旅行需要にも対応可能な設備を備えており、特に東マレーシア路線の増便にも十分な容量を確保できる」と述べた。
また、スバン空港の再開発には時間を要するため、現時点ではKLIA2への集約が最適な選択であるとしている。
スムーズな移行を図るため、エアアジアはラマダン明けのハリラヤの繁忙期にはスバン空港発着便の運航を継続し、多くの旅行客が利便性を享受できるよう配慮する。
さらに、空港運営企業「ゲートウェイ・ディベロップメント・アライアンス(GDA)」との協議も進めており、今後のインフラ開発や長期的な接続性向上にも貢献するとしている。
なお、スバン空港発着便を予約している利用客には、無料での予約変更、クレジットアカウントへの返金、全額返金のいずれかを選択できる対応を行う。