バティック・エア、IOSA認証を更新　業界最高水準の安全基準を再確認

バティック・エアは、国際航空運送協会（IATA）が実施する「IATA運航安全監査（IOSA）」の認証を更新したことを発表し、安全性、信頼性、運航の卓越性に対する同社の取り組みを改めて強調した。
 

IOSAは、世界300以上の航空会社が加盟するIATAによって策定された航空業界で最も厳格とされる安全評価制度であり、今回の更新により同社の認証は2027年6月3日まで有効となる。

この認証は、IATAの強化されたリスクベース監査フレームワークに基づく包括的な監査を経て授与されたもので、各航空会社の運航特性や過去の安全実績を踏まえた、より効果的な評価が可能となっている。

監査は独立したIATA認定の専門家によって実施され、2年ごとの更新が義務付けられている。
評価対象は以下の8分野に及び、航空会社の運航全体に関わる幅広い領域が精査される：

- 組織および管理体制

- 飛行運航

- 運航管理およびディスパッチ

- 航空機の整備およびエンジニアリング

- 客室運営

- 地上業務

- 貨物運送

- 航空保安

バティック・エアの最高経営責任者（CEO）チャンドラン・ラマ・ムティ氏は、「当社にとって安全性は単なる基準ではなく、すべての運航の土台であり、企業としての本質です」と述べ、今回の認証更新により、国内外を問わずすべての乗客に「安心と信頼」を提供できると強調した。
 

バティック・エアは今後も、国際基準に則った厳格な安全管理体制のもとで、安全かつ高品質な空の旅を提供し続ける方針である。