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マレーシア・ペナン州が、アジア太平洋地域における国際会議・展示会の主要拠点として注目を集めている。
2024年に同州で開催されたイベントは合計2,059件、参加者は延べ305,259人に達し、RM12億9,000万(約412億円)もの経済効果を生み出した。
ペナン会議展示局(PCEB)の最高経営責任者(CEO)G・アシュウィン氏は、金融、製造、テクノロジー、海事、農業、医療・製薬分野など、幅広い業界からのイベント開催が進んでいると述べた。
年内に開業予定のペナン・ウォーターフロント・コンベンションセンター(PWCC)は、約7万6,000平方フィートの展示ホールを備え、さらなる国際展示会の誘致が期待されている。
既存の会議場ではスペースが不足していたことから、これまで開催が見送られていた国際展示会の誘致にも追い風となっている。
新施設の完成により、ペナンでのイベント開催数は今後も増加が見込まれる。
PCEBのデータによると、2023年と比較してイベント数は240%増、参加者数は87%増を記録。
経済効果も前年比24.8%増のRM10億3,300万から大きく伸びている。
2025年もイベント数のさらなる増加が見込まれ、PCEBは2032年までの長期的なイベント誘致に向けた協議をすでに進めている。
最近開催された「ノーザン・インターナショナル・オーディオ&ビジュアル・ショー2025」では、複数の国際ブランドがペナンへの進出を検討するきっかけとなった。
また、医療関連の専門展示会を通じて、医療機器メーカーの工場や研究開発拠点の誘致も期待されている。