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マレーシア統計局が発表した2024年の年間消費者物価指数(インフレ率、CPI)は前年比1.8%増となり、2022年(3.3%増)、23年(2.5%増)以降、2年連続で鈍化した。
これは「外食・宿泊サービス」の価格上昇が3.1%(2023年:5.6%)と緩やかになったことが主な要因である。
次いで、「食品・飲料」が2.0%(2023年:4.8%)、「医療」が1.8%(2023年:2.2%)、「教育」が1.5%(2023年:1.9%)と、それぞれ前年より上昇率が低下した。
2024年12月の月次インフレ率は前月比0.1%の上昇となった。
主な要因は、「食品・飲料」(0.4%)、「交通」(0.3%)、「外食・宿泊サービス」(0.3%)の上昇である。
一方、「情報・通信」はマイナス1.7%と最も大きく下落し、「衣類・履物」もマイナス0.2%と減少した。
コアインフレ率は2024年12月に1.6%となり、前月(1.8%)よりも鈍化した。これは「個人ケア・社会保障・その他雑貨・サービス」(3.2%)、「レクリエーション・スポーツ・文化」(1.7%)、「医療」(1.3%)の上昇が影響した結果である。