関連メディア
グルメシアン[外食・グルメ情報はこちら]
生活情報サイト[生活お役立ち情報はこちら]

マレー半島東海岸鉄道(ECRL)は、第1期区間の旅客運行を当初予定の2027年1月から前倒しし、2026年12月中旬にも開始する可能性がある。年末の学校休暇に間に合わせることを目指しているが、安全基準を満たしたうえで試験と認証作業を完了することが条件となる。
ECRLは、クランタン州コタバルからトレンガヌ州、パハン州、首都圏を経て、セランゴール州ポートクランを結ぶ全長665キロの電化鉄道。第1期のコタバル―ゴンバック区間に続き、第2期のゴンバック―ポートクラン区間は2028年1月の開業を予定している。
旅客列車は中国中車大連(CRRC Dalian)製の6両編成11本を導入する。最高時速は160キロで、1編成当たり最大425人を収容。コタバル―ゴンバック間の所要時間は、車で約7時間かかるところを約4時間に短縮する。ゴンバック―クアラトレンガヌ間は約3時間、ゴンバック―クアンタン間は急行で約1時間35分となる見通し。全線には20駅を設置し、このうち10駅は旅客専用、残る10駅は旅客と貨物の両方を扱う。将来的には1日最大1万人の利用を見込む。
開業に向け、包括検査列車による試験を実施しており、9月18日までに40回以上の検査走行と12回の貨物列車試験を完了した。試験では営業最高速度を上回る時速176キロも記録した。10月には一定期間、故障なく走行できるかを確認する連続無故障走行試験に入る予定。旅客運賃は年末までに運輸省が発表する見込みだ。
ECRLは貨物輸送にも使用され、貨物列車は最高時速80キロで最大45両、1回当たり最大3500トンを運ぶ。