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マレーシア財務省は10月21日、ガソリンとディーゼルの小売価格を改定し、22日から28日までの1週間、RON97と補助金対象外のRON95をそれぞれ1リットル当たり30セン値下げすると発表した。補助金対象外のディーゼルも10セン引き下げる。
新価格は、RON97が5.10リンギから4.80リンギ、補助金対象外のRON95が4.62リンギから4.32リンギとなる。ディーゼルの補助金なし価格は5.17リンギから5.07リンギに引き下げられる。
一方、政府の燃料補助金制度「BUDI95」の対象となるマレーシア国民向けRON95は、従来通り1リットル当たり1.99リンギに据え置かれる。また、補助金対象者向けのディーゼル価格も2.10リンギで変更はない。
このほか、補助金付きガソリン管理制度(SKPS)の対象となるRON95は2.05リンギ、補助金付きディーゼル管理制度(SKDS)の対象となるディーゼルは2.15リンギに据え置かれる。
財務省によると、今回の値下げは、アジア市場で石油製品の価格が落ち着き始めたことによるもの。中国からの供給増加への期待などが背景にある。
ただし、国際原油価格は依然として高水準にあり、世界情勢によって価格が再び変動する可能性もある。
政府は2027年度予算で燃料補助金に約400億リンギを充てる方針で、引き続き国民や企業の燃料費負担の軽減に取り組むとしている。