公務員44.5万人に「Gemini」導入＝AI活用を加速

ゴビンド・シン・デオ・デジタル相によると、約44万5,000人の公務員がGoogle Workspaceの「Gemini」スイートを利用できるようになるということだ。
これを受け、官公庁における人工知能（AI）の導入が加速する。

同デジタル相は、Google Workspaceの最新の生成AI（Gen AI）を公務員に導入する「AI at Work 2.0」の発表に際し、これを明らかにした。

このプログラムの第1フェーズは、2024年12月にマレーシア国家AIオフィス（NAIO）の設立とともに開始され、政府業務へのAI統合を試験的に実施するパイロットプロジェクトとして展開されている。

同デジタル相は、NAIOとGoogle Cloudによる『AI at Work 2.0』を通じて、政府は適切なガードレールを設けた上で生成AIを活用し、国民により良いサービスを提供するための先導役を果たしていくと説明。
これは、「5カ年のAI技術アクションプランの一環」と、説明している。