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マレーシアのホテル業界では、独立記念日と学校休暇が重なる8月末から9月上旬にかけ、全国のホテル稼働率が平均70%前後に達する見通しだ。マレーシア・ホテル協会によると、8月28日から9月7日にかけて国内旅行の需要が堅調に推移している。
州別では、ネグリ・スンビラン州で稼働率が80%を超えているほか、多くの州で約70%を記録。一方、ケダ、クランタン、マラッカ、サバ、サラワク州では60%を下回っている。ポート・ディクソンではリゾートホテルの予約が好調で、家族連れによるレジャー目的の宿泊が需要を押し上げているという。
国内旅行が人気を集める背景には、海外旅行の航空運賃高騰がある。マレーシア旅行業協会(MATTA)のナイジェル・ウォン会長は、中東情勢を受けて国際線の運賃が上昇していることから、海外よりも近場や国内旅行を選ぶ人が増えていると指摘する。
特にテーマパークやリゾート、ステイケーション、グランピングなど家族向けの旅行が人気で、ペナン、イポー、マラッカを巡る西海岸のロードトリップへの需要も強いという。国内観光は今年第1四半期だけで7470万人が訪れ、340億リンギを経済に貢献しており、今後も堅調な需要が続くとみられている。