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JB・シンガポール間RTSリンク、開業へ準備進む 両国で進捗情報の共有を求める声

JB・シンガポール間RTSリンク、開業へ準備進む 両国で進捗情報の共有を求める声

2026.08.26 経済・現地企業

マレーシアのジョホールバルとシンガポールを結ぶ高速鉄道「RTSリンク」の開業が2026年末に近づく中、両国が一体となって開業準備の進捗状況を分かりやすく公表する必要があるとの指摘が出ている。

フリー・マレーシア・トゥデー(FMT)に寄稿した交通政策アドバイザーのワン・アギル氏は、マレーシア側ではジョホール州ブキット・チャガー駅の建設や車両の到着、試験運転などについて頻繁に情報が発信されている一方、シンガポール側のウッドランズ・ノース駅については、一般利用者から見える情報が比較的少ないと指摘した。

RTSリンクは、ジョホールバルのブキット・チャガー駅とシンガポールのウッドランズ・ノース駅を結ぶ約4キロの鉄道計画。完成後は国境をまたぐ重要な公共交通機関となり、両都市間の移動時間短縮や渋滞緩和、ジョホール州とシンガポールの経済交流の拡大が期待されている。

同氏によると、鉄道システム関連工事は2025年6月時点で約56%の進捗と報告されていた。現在は線路、信号、通信、電力供給などの設備に加え、税関・入国管理・検疫施設、駅スタッフの準備、緊急時訓練、システム統合試験など、乗客を迎えるための最終工程が重要になっているという。

また、RTSリンクはマレーシア側とシンガポール側が別々に完成すればよいものではなく、両側のシステムが一体となって初めて運行できる。寄稿者は、両国政府が今後、建設、設備試験、CIQ、運行体制など各分野の進捗を定期的に公開し、利用者が「一つの鉄道」として全体の準備状況を把握できるようにすべきだと訴えている。

RTSリンクの開業は、両国の国境を越えた人の流れや生活、ビジネスにも大きな影響を与えるとみられており、年末の旅客サービス開始に向け、両国の連携と情報発信が一段と注目されそうだ。

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