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マレーシアの国内自動車メーカー、プロトン(Proton Holdings Bhd)は29日、使用年数が20年以上の車両を対象に、買い替えを促す新たなインセンティブ制度を発表した。政府が進める老朽車両の更新支援プログラムに参加するもので、対象者は新車購入時に最大4,000リンギ(約15万円相当)の割引を受けることができる。
この制度は、政府が2026年度予算に盛り込んだ「老朽車両交換支援」と連携したもので、交通運輸省とプロトンが共同で実施する形となる。助成額は、政府からの助成金(最大RM2,000)と、プロトンが上乗せするメーカー側のインセンティブ(最大RM2,000)を合わせたもので、対象車種によって総額が変わる。
プロトンの全モデルが対象となるが、新型「Proton Saga」や「Proton e.MAS 5」についてはインセンティブが少なく、合計最大RM2,000となる。一方、新型「Proton X50」「Proton X70」「Proton e.MAS 7」などのモデルは、政府助成と合わせて最大RM4,000の支援を受けられる。
政府側は、この支援策を通じて、旧式で安全性や燃費性能が劣る車両を減らし、交通事故リスクや環境負荷を低減する狙いがあるとしている。具体的には、同プログラムで解除登録された車両はオンライン制度を通じて正式に抹消され、専門施設で適正にスクラップ処理される仕組みとなっている。
この取り組みは、国内の中古車市場における活性化や安全性向上といった複数の目的を持ち、プロトン自身のブランド力強化にもつながるとみられている。プロトンは昨年の販売好調を受け、2026年の販売台数 20万台達成も目指しており、今回の助成プログラムはその一翼を担う形となりそうだ。