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世界的な金価格の上昇を受け、マレーシア国内の宝飾業界では、消費者の需要が従来の重厚な金製品から軽量・小型の商品へとシフトしている。地元の宝飾組合によると、高額な重量商品への販売は減少する一方、手頃な価格で購入しやすい金バーや小型コイン、薄型チャームなどの販売が伸びているという。
マレーシア金細工師・宝飾業協会(FGJAM)のチア・ホック会長は、「金価格の高騰により、従来の大ぶりな装飾品を購入する層は減っている。しかし、価値保存を重視した小型商品への関心は高まっている」と説明。「軽く、デザイン性のある商品が主流となってきた」と述べた。
金のスポット価格は昨年11月から急伸し、1トロイオンス (約31.1グラム)当たりRM22,000超の水準まで上昇した後、1月末時点でも高値圏で推移している。これに伴い、消費者の購買力や選択肢にも変化が生じているという。
この価格環境下で、多くの購入者は少量ずつ分割して購入する傾向を見せている。FGJAMのアドバイザーであり宝飾大手のン・イー・ピン社長は、「高額な装飾品の需要は落ち込んでいるものの、投資対象としての金バーやコインの需要は引き続き堅調だ」と指摘。節目となる祭礼シーズンには需要が再び高まる可能性もあるとしている。