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マレーシア航空、2030年の世界トップ10入りを目指す中期成長戦略を発表

マレーシア航空、2030年の世界トップ10入りを目指す中期成長戦略を発表

2025.12.16 経済・現地企業

マレーシア航空を傘下に持つ Malaysia Aviation Group(MAG)は、5年間の新たな成長戦略「Long-Term Business Plan 3.0(LTBP3.0)」を発表し、2030年までに世界の航空会社ランキングで Skytraxトップ10入り を目指す計画を明らかにした。Skytraxは、世界の航空会社や空港を評価する国際的な格付け機関で、顧客サービスや運航の質、安全性などに基づきランク付けを行っている。

同戦略は、2026~2030年を対象に、成長の加速と競争力強化を狙いとしたもの。これまでの再建局面を経て、安定した収益基盤が整っていることを背景に、今後は事業の拡大と収益性の向上を重視する方針だとしている。

計画の柱には、収益を 240億リンギ(約912億円)超 へ倍増させる目標や、第三者向け事業(貨物・整備・ケータリングなど)の売上を60%以上増やすことなどが含まれる。また、ネットワーク拡大や機材近代化、サービス品質の向上を通じて航空会社としてのプレミアポジションを確立し、Skytrax評価でも上位ランク入りを果たす狙いだ。

MAGは近年、顧客満足度指数の改善や収益性の回復を進めているほか、最新鋭機材の導入や新路線開設など積極的な投資を行っており、今回のビジョン実現に向けた基盤を強化している。

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