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マレーシア観光・芸術文化省は、中国や日本などの「高額消費」旅行者を重点的に誘致する戦略を強化していると発表した。特に中国市場は観光客数自体が多いだけでなく、観光支出額も大きいことから、今後の観光収入拡大の鍵となるとして注力していく方針だ。
観光省のチョン・キング観光相は、主要都市に加え、中国や日本のいわゆる「第二都市」を対象としたプロモーション活動も強化する考えを示した。これにより、旅行者の滞在期間の延長や地方観光地への誘客が期待されている。
近年、マレーシア観光局は中国人をはじめとする海外旅行者の誘致に積極的で、ビザ免除制度の活用や航空会社と連携した乗り継ぎ利便性の向上に取り組んでいる。中国市場では、他の東南アジア諸国に比べて都市間移動の短縮などが旅行意欲を後押ししているとの分析もあり、さらなる訪問者増を目指している。
日本も海外旅行者の高額消費市場として重要で、2025年には外国人観光客の旅行消費額が過去最高の約9.5兆円に達した。国・地域別では中国が最大で、台湾やその他のアジア各国がこれに続いており、中国人旅行者は年間を通じて支出額が大きい層として注目されている。
観光省は、中国・日本を含む高支出層観光客の増加が、ホテル・飲食・ショッピングなどの関連産業の売上に好影響を与えるとみており、観光キャンペーンやイベント、交通利便性の向上による訪問動機づけ強化を図っている。
また、訪問者が地方を回遊する滞在型観光の促進は中小企業支援にもつながるとされ、観光関連の雇用拡大や地域経済活性化の一翼を担う戦略の一部として位置付けられている。