オリエンタルコピのIPO、60倍の申込超過に

伝統的な風情を残したコーヒーショップのチェーンとして知られるオリエンタルコピの持ち株会社オリエンタルコピ・ホールディングス（Oriental Kopi Holdings Bhd）の新規株式公開（IPO）が、1月23日に予定されている。
ブルサ・マレーシアのエース市場への上場を前に、59.96倍の申込超過となった。
一般公開された株式に対し合計66,041件の応募を受け、総額3,650万株分、16億1,000万リンギ相当の申し込みが寄せられたと発表した。
 

ブミプトラ向けに割り当てられた分には、発行株数6億9,588万株に対し10,156件の応募があり、申込超過率は22.20倍となった。
一方、一般公開分には29億6,000万株に対して55,885件の応募が集まり、申込超過率は97.72倍に達した。
 

今回のIPOでは、アライアンス・イスラム銀行が主幹事、スポンサー、単独引受人および株式割り当て代理人を務めている。
同社のIPOは、事業拡大と成長を支える資金調達手段として注目されており、上場後のさらなる飛躍が期待されている。