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マレーシア政府は、11月6日から12日までの燃料小売価格を発表し、ガソリンとディーゼルの価格を前週から据え置くとした。経済省によると、RON95ガソリンは1リットルあたり2.60リンギ、RON97は3.20リンギ、ディーゼルは3.02リンギに維持される。
政府は燃料補助金制度を段階的に見直す方針を示しており、物価上昇を抑制するための一時的な価格安定策を継続中だ。エネルギー・転換省によると、世界原油価格は1バレル=85米ドル前後で推移しており、為替安定も価格維持に寄与しているという。市民からは「生活費の上昇を抑える重要な措置」と評価する声がある一方、財政負担の長期化を懸念する意見も出ている。政府は年内に補助金改革の新指針を発表する見通しだ。