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マレーシアの公立病院は低価格で医療を受けられることで知られるが、実際にどの程度の費用で、どのように利用できるのかについて、保健省(MOH)傘下の専門医療機関の仕組みが紹介された。
マレーシアでは公的医療制度が整備されており、外来診療は1リンギ、専門医の診察も5リンギ程度と、国民は非常に低い自己負担で医療サービスを受けることができる。これは税金による補助が大きいためで、国民向けの制度として機能している。
一方で、高度な専門医療を受けるには、通常まず保健省管轄の診療所や一般病院で診察を受け、必要に応じて専門病院へ紹介される「紹介制」が採られている。
外国人(日本人を含む)についても公立病院の利用自体は可能だが、料金体系はマレーシア国民とは異なり、外国人料金が適用される。そのため、診察費や入院費は国民向け料金より高く設定されており、私立病院よりは安いものの、記事で紹介されているような「1リンギ」などの低料金は基本的に適用されない。
また、公立病院は需要が高く、待ち時間の長さや混雑が課題とされており、外国人であっても紹介制や順番待ちの仕組みは同様に適用される。緊急性の低い治療では長期間待つ可能性もある。
このほか、公立病院でも追加料金を支払うことで、比較的迅速な対応や設備の良い病室を利用できる制度(フルペイイング・ペイシェント制度)もあり、外国人にとっては現実的な選択肢の一つとなっている。
マレーシアの医療制度は、公的と民間の二層構造で成り立っており、低コスト重視の公立と、迅速性や快適性を重視する私立を使い分けるのが一般的だ。外国人にとっては、費用・待ち時間・利便性を踏まえた選択が重要となる。