ホームマレーシアニュースマレーシアで燃料価格引き上げ RON97は15セン、非補助RON95は20セン上昇
マレーシアで燃料価格引き上げ RON97は15セン、非補助RON95は20セン上昇

マレーシアで燃料価格引き上げ RON97は15セン、非補助RON95は20セン上昇

2026.05.21 経済・現地企業

マレーシア財務省は、国内の燃料価格を引き上げると発表し、新価格は21日から適用され27日まで有効となる。

今回の改定により、ガソリンのRON97は1リットルあたり15セン値上げされ、4.70リンギから4.85リンギとなる。また、補助対象外のRON95は20セン上昇し、3.87リンギから4.07リンギに引き上げられる。

西マレーシアにおけるディーゼル価格も10セン上昇し、4.87リンギから4.97リンギとなる。

一方で、補助制度の対象となる燃料価格は据え置かれる。BUDI95制度に基づくRON95は引き続き1.99リンギ、東マレーシアのディーゼルは2.15リンギで維持される。また、補助ガソリン制度によるRON95は2.05リンギ、補助ディーゼル制度は2.15リンギのままとなる。

財務省によると、現在の価格水準では、BUDI95の対象となる200リットル分の補助に対し、国民1人あたり平均416リンギの財政負担が発生していて、対象者は1,400万人以上にのぼる。

今回の値上げの背景には、原油価格の高騰がある。中東情勢の緊張により、原油価格は1バレルあたり110ドルを超え、イラン戦争前の約70ドルと比べて約60%上昇している。また、中東地域の生産・精製施設への被害による供給混乱も、依然として市場に影響を与えている。

政府は「燃料の安定供給を維持するため、国民には節度ある使用を求める」としたうえで、国際的な価格上昇の影響を国民が全面的に負担しないよう、引き続き慎重な対応を取る方針を示した。

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