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マレーシア政府は、12月4日から10日までの期間、全国におけるガソリン価格を改定。ハイオクの「RON97」は1リットルあたりRM 3.29に、補助対象外の「RON95(無補助)」はRM 2.66に引き上げられる。いずれも前週比で3セントの値上げとなる。
一方、補助付きRON95(BUDI95)の価格は据え置きでRM 1.99。ディーゼル燃料の価格も変更はない。
政府は、世界の原油市場の動向に応じて毎週燃料価格を見直す「自動価格決定メカニズム(Automatic Pricing Mechanism)」に基づき、今回の価格変更を決定したとしている。今後も、価格の安定と国民の生活保護を優先する方針だという。
この値上げにより、自家用車利用者のコストが増えるとともに、物流や公共交通の燃料コストにも影響が及ぶ可能性があり、家計への圧迫が懸念される。