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米国による追加関税発動期限が7月9日に迫る中、貿易協議の進展期待が後退し、投資家心理が悪化した影響で、マレーシア・リンギは7月2日、対米ドルで下落して取引を終えた。
終値は1米ドル=4.2245~4.2305リンギと前日の4.1995~4.2005リンギから下落し、1リンギは約33.69~33.74円(1ドル=142円換算)となった。
SPIアセット・マネジメントのスティーブン・イネス氏は、直近数週間堅調だったリンギ相場が、トランプ米大統領が延長を否定する中で関税期限を前に逆風に直面していると指摘し、「アジア通貨市場は先行き不透明で神経質な取引が続いている」と述べた。
リンギは対英ポンドで5.7859~5.7941リンギ(約24.51~24.55円)、対ユーロで4.9748~4.9818リンギ(約28.51~28.55円)とそれぞれ軟化したが、対円では2.9316~2.9360リンギ(約48.39~48.47円)と小幅に上昇した。
また、リンギはシンガポールドル、インドネシアルピア、フィリピンペソ、タイバーツに対しても軒並み下落した。