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政策シンクタンクIdeasは19日、マレーシアの鋼鉄産業を脱炭素化するためには二酸化炭素1トン当たり200リンギのカーボンプライシング導入が必要であるとの提言を発表した。
鋼鉄業は同国の主要な排出産業の一つであり、国際的な脱炭素の潮流に対応するためには早急な価格メカニズムの導入が不可欠とされている。
報告書は、段階的な炭素価格引き上げが企業の競争力維持と環境負荷低減の両立に寄与すると指摘した。
政府も2050年カーボンニュートラル実現を掲げており、今回の提言は政策議論に影響を与える可能性が高い。
産業界からはコスト増加への懸念も示されているが、国際市場での持続的な競争力確保のためには避けて通れない課題となっている。