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マレーシアから「燕の巣」輸出は、ニューカッスル病に関する懸念から一時停止されていたが、中国向け輸出が再開されたことが確認された。
燕の巣は、アナツバメ科という海燕が自身の唾液を使って作る巣のこと。
古くから中国を中心としたアジア諸国で高級食材として珍重されている。
特に中華料理では、燕の巣を使ったスープやデザートが伝統的な料理として親しまれている。
燕の巣同業団体は1月15日、現状の進展を明らかにし、マレーシア獣医局が輸出再開に向けた準備を整えたと述べた。
鳥類に感染する非常に伝染性の高いウイルス性疾患で、養鶏業界において深刻な影響を及ぼすニューカッスル病は鶏やアヒルといった家禽類に影響を与えるが、海燕には影響がないという。
また、中国税関総局(GACC)とマレーシア獣医局との間で新たな輸出協定が締結されたことにも言及した。
この輸出再開により、マレーシア産の燕の巣に対する中国市場の需要を再び満たすことが可能となり、業界の回復と成長が期待されている。