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米国、アジア各国に高関税=マレーシアは24%

米国、アジア各国に高関税=マレーシアは24%

2025.04.03 経済・現地企業

ドナルド・トランプ米大統領は4月2日、米国の輸出品に対して高関税を課す国々に対し「相互関税」を導入すると発表し、全ての国に最低10%の基本関税を課すと明らかにした。
うち、マレーシアには24%の追加関税を課す。

 

基本関税は5日午前0時から、追加関税は9日午前0時から発動される予定。

 

また、中国に34%、台湾に32%、韓国に25%、インドに26%と、アジア諸国に幅広く高関税が適用される。
特に東南アジアでは、カンボジアに49%、ベトナムに46%、タイに36%と高水準となっており、政権高官は「中国企業がこれらの国を経由し関税回避を図っている」と指摘した。

 

トランプ大統領は、日本が米国製品に46%の関税を課していると主張し、日本からの輸入品には24%の相互関税を課すとしている。

 

欧州では、欧州連合(EU)加盟国に20%、スイスに31%、イギリスには10%の関税が課される。
この動きにより、3日のアジア市場では投資家の不安が高まり、株式相場に下押し圧力がかかるとの見方が広がっている。

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