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マレーシアは、2024年の年初から11月までの時点で482万人のイスラム教徒(ムスリム)来訪客を記録し、観光消費額が150億リンギを超えた。
これは、2023年は通年でそれぞれ450万人、147億リンギだった。
ザヒド・ハミディ副首相は、インドネシア、ブルネイ、パキスタン、サウジアラビア、カザフスタンからのマレーシアへのムスリム観光客増加に大きく貢献した上位5か国だとしている。
その上で、「市場予測によると、イスラム観光は年間約1.2%の成長が見込まれており、マレーシアは2028年までにこの市場で重要なシェアを獲得できる強い立場にある」と説明。
「関係業界の緊密な協力があれば、さらなる成長が期待できる」と述べた。
また、ザヒド副首相は、マレーシアが「グローバル・ムスリム・トラベル・インデックス(GMTI)」において、世界有数のムスリム・フレンドリーな観光地として認定されていることに触れ、同国がイスラム観光市場で確固たる地位を築いていることを強調した。
ムスリム観光市場の成長は、マレーシア経済や観光業の発展にとって重要な要素であり、今後の市場拡大に向けた取り組みが注目されている。