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マレーシア航空は11月29日、仏航空メーカーのエアバスよりA330neo(A330-900)の初号機を受領した。機体登録番号9M-MNGを付けた同機は、29日午後4時52分にクアラルンプール国際空港(KLIA)に到着した。
初号機はフランス・トゥールーズのエアバス納入センターを現地時間11月28日午後8時52分に出発し、MH5039便として飛来。KLIA到着前には、マレーシア空軍(RMAF)のスホイSu-30MKM戦闘機によるエスコートが行われ、航空ファンを魅了する壮観なフライパスが披露された。また、到着時にはウォーターサルートで盛大に迎えられ、同社の次世代機材への移行を象徴するイベントとなった。
当初、この初号機は2024年9月に受領される予定だったが、エアバスの納入遅延が起きていた。遅延の影響により、2025年3月1日から予定されているKLIA~成田線への投入に影響が出る可能性が指摘されている。
マレーシア航空は合計20機のA330neoを導入する計画。うち10機はエアバスから直接購入、残り10機はリース契約を通じて調達する。これらの機材は、アジア、オセアニア、中東地域を中心とした国際線で運航される見込み。