国内初の地熱発電所、サバ州で18年にも稼働へ
2016.08.19 経済・現地企業タワウ・グリーン・テクノロジー(TGE)が開発中のマレーシア初の地熱発電所は2018年6月にも稼働の見通しだ。建設地はサバ州のアパス・キリ。固定価格買い取り制度(FiT)に基づくプロジェクトで、30メガワットの電力をサバ・エレクトリシティーに供給する。
マリア山とアパス・キリ周辺は地熱が豊富なことが確認されており、5日、マキスマス・オンキリ・エネルギー・グリーン技術・水相が現地を視察した。
持続可能エネルギー開発庁(SEDA)は2015年、FiT計画の下、地熱を5つ目の再生可能エネルギーに指定し、TGEは同年、FiT業者の認定を受けた。
2018年6月の商業運転が実現すれば、マレーシアは16カ国目の地熱発電国になる。