マレーシア産パーム油のイメージ向上PR、欧州で実施へ

プランテーション・商品省のチャン・フーン・ヒン副大臣によると、欧州でのパーム油のイメージ向上のために約1,000万リンギを割り当てるという。

2025年予算では、パーム油のイメージ向上に1,500万リンギが割り当てられているが、そのうち562.5万リンギが欧州での消費者向け情報キャンペーンに、430万リンギが欧州でのロビー活動に充てられるという。

同副大臣はこれに加え、マレーシア・パーム油協会（MPOC）およびマレーシア・パーム油委員会（MPOB）に対し、欧州での事務所再開を再検討するよう求める意向を示した。「過去にMPOBの海外事務所を閉鎖したのは、政府の支出を慎重に管理する取り組みの一環だった」と指摘しつつ、「2025年予算案の議論中、多くの国会議員が、欧州におけるマレーシア産パーム油に対する否定的なイメージに対応するため、地域事務所再開を求めている」と説明している。