免許停止のラヤニ・エアー、9月に運航再申請か
2016.09.02 経済・現地企業今年6月に航空免許をはく奪されたラヤニ・エアーは、9月にも運航関連の許可申請を9月にも再提出する見通しだ。同航空会社のラビ・アレガンドラン最高経営責任者(CEO)が明らかにした。
同社は財務問題が拡大して、4月には運転資金が確保できなくなり、パイロットへの賃金未払いや予告なしの欠航が相次いだ。同氏によると、「資金は調達できた」とし、欠航便の搭乗者らへの返金も近くできる見通しが立ち、「問題はすべて解決」する。現在、投資家らと交渉の段階だが、同氏は資金調達に楽観視している。
同社は昨年12月に運航を開始。ランカウィ島を拠点とし、国内初のイスラーム法(シャリーア)に則った航空会社として注目を浴びた。しかし、資金不足が深刻化し、政府当局は安全面や財務面で問題があるとし、運航免許を6月にはく奪していた。(Mtown)