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米流通管理を担う主要企業Bernasが発表した輸入白米(BPI)の価格引き下げについて、業界関係者や消費者団体は、レストランの食品価格に与える影響は最小限にとどまるとの見解を示した。輸入白米の価格引き下げは、国内各地で起きている洪水の影響でコメ不足が発生しているため。
ペタリンジャヤ・コーヒーショップ協会のキウ・コク・メン会長によれば、「多くの屋台では国産米を使用しており、BPI価格の値下げが食品価格の低下につながる可能性は低い」と指摘。その上で、「高級レストランでは主に輸入米を使用しているが、コーヒーショップの屋台のような大衆的なところでは、ほとんどが国産米を使用している。そのため、輸入白米価格引き下げの恩恵を受けるマレーシア人は少数にとどまるのでは」との見解を述べている。
Bernasは、12月3日からBPIの価格を1トンあたり3,000リンギから2,800リンギに引き下げると発表しているが、この値下げが屋台や大衆的な外食産業に直接的な影響を及ぼす可能性は低いと考えられている。