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セランゴール州、水道料金引き上げ第2弾へ 

セランゴール州、水道料金引き上げ第2弾へ 

2025.07.11 経済・現地企業

セランゴール州のインフラ・農業委員会のダトゥク・イザム・ハシム委員長は、水道料金引き上げの第2段階が実施される予定であることを明らかにし、州の無料水供給プログラム「Skim Air Darul Ehsan(SADE)」の受給者であるB40層と、月間使用量が20立方メートル未満の家庭および商業利用者の2区分が今回の値上げの対象外となると述べた。

第2段階の引き上げは当初7月1日を予定していたが、若干遅れており、現在は国家水サービス委員会(SPAN)の承認を待っている段階という。
昨年1月、アミルディン・シャリ州首相は2024年2月1日からの新料金体系を発表しており、国内外の利用者計266万1743件のアカウントが対象となる。
低所得住宅や官舎を含む家庭用の最低料金は、これまでの6リンギから6.50リンギに引き上げられる。

イザム氏は「長らく料金改定が行われず、水道事業者が赤字経営を強いられてきたため、料金の見直しが必要だった」と強調し、安定した水供給の継続には運営資金の確保が不可欠だと説明した。

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