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ジョホール州とシンガポール両政府は、通勤者向けの新たな交通手段として、国境を越えた電子配車(e-hailing)サービスの導入を提案した。
この提案は、ジョホール州のオン・ハフィズ州務大臣と、シンガポールのジェフリー・シオ運輸担当代行大臣との会談で取り上げられたもので、柔軟でオンデマンド型の移動手段を提供することにより、主要ルートの交通混雑緩和や現地ドライバーへの収入機会創出を期待している。
オン・ハフィズ氏は7月26日、声明の中で「このサービスは、安全で競争力のある交通システムの実現に寄与するだけでなく、両国の公共交通網の統合強化にもつながる」と述べた。
また、2027年1月の運用開始が予定されている「高速輸送システム(RTS)リンク計画」の進捗状況についても議論され、物理的インフラの整備、運行スケジュールの調整、運賃体系の決定、両国の交通システムの統合などが話し合われた。
さらに、現在午前5時から運行している国境バスの始発時間を早める案や、運行本数の増加についても提案されており、ジョホール・コーズウェイおよび出入国管理施設での混雑緩和が期待されている。