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10月、豪雨と洪水の恐れ強まると気象庁が警告

10月、豪雨と洪水の恐れ強まると気象庁が警告

2025.09.19 マレーシアニュース

マレーシア気象庁(MetMalaysia)は、10月にかけて再び豪雨と洪水の発生が予想されると強く警告している。特にサバ州で発生した致命的な洪水や地すべりにより13人の命が失われた現状は、モンスーン季節の本格化の前触れにすぎない。

同庁長官のモハド・ヒシャム・モハド・アニプ博士によれば、マレーシアは現在、南西モンスーンから北東モンスーンへの移り変わりの時期にあり、この気候変化により10月には激しい雷雨や豪雨が発生しやすくなるという。

11月中旬以降、北東モンスーンにより、半島東海岸、サバおよびサラワク州を含む地域では継続的な雨に見舞われる見通しである。

特に、半島の西部および内陸地域、サラワク州西部・中央部、サバ州西部などで午後や夕方にかけて豪雨や雷を伴う激しい天候が発生しやすいと予報されており、低地や川沿いの地域では突発的な洪水の発生が懸念されている。

気象変動およびラニーニャ現象の影響により、大気中の水分量が増加し、これまで以上に強力で頻発する暴風雨や激しい降水が予想されている。

気象庁は一般市民に対して、悪天候が予想される際にはリスクの高い地域を避け、屋外活動や移動の計画を慎重に立てるよう強く促している。

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