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マレーシア空港会社(MAHB)は8月28日、クアラルンプール国際空港2(KLIA2)でケーブル終端部のフラッシュオーバー(電気火花)により一時的な停電が発生したと発表した。停電は同日午後2時15分に発生したが、重要設備への影響はなかったと同社は断言した。バックアップ発電機が即時稼働し、手荷物処理装置、チェックインカウンター、フライト情報表示板などの主要システムは継続稼働したと説明している。
技術チームが迅速に対応し、代替変電所からの電力供給へ切り替えた結果、わずか28分で停電から完全復旧した。すべての主要サービスは停電中も運用が維持されたとMAHBは強調した。
MAHBは現在この事故の詳細な調査を進めており、報告書をアンソニー・ローク運輸相に提出する予定であると明らかにした。同時に今後の再発防止とインフラの耐障害性確保に向けた対策も進めると表明している。
なお、今回の事故についてローク運輸相は、空港の信頼性と国のイメージに関わる重大事として「完全に許容できない」との見解を示した。