日本の食品輸出入商談会が開催、8社が参加
2016.11.11 Uncategorized【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日本の中小食品会社8社が参加した商談会が1日、クアラルンプール(KL)市内のホテルで開催された。日本国内の中小のユニークな製品を扱う業者を集めた。
おつまみを中心に食品の企画販売を手掛ける久慈食品が取引先に声をかけて主催したもので、同社が主催する海外での商談会はこれが初めて。同社の野下健司 代表取締役は、マレーシアを開催場所に選んだ理由として、日本製食品の需要の高まり、市場の潜在性、そして環太平洋経済連携協定(TPP)による輸出促進を挙げた。
マレーシアのバイヤー41社が参加し、日本側の参加者と商談を行った。安いものが売れるとの調査結果を受け、マレーシアにない駄菓子などの売り込みに力を入れる。
久慈食品以外には、▽佃煮の勝木食品工業▽わさび餅など製菓の大谷堂▽駄菓子の多田商店▽海藻加工の松本商店▽水産輸出業のエーパックス(APAX)▽珍味の山栄食品工業▽清酒の丸山酒造――が参加した。
このほか久慈食品は、▽しんや▽金木屋商事▽ロンガ・フーズ▽九南サービス▽虎屋商事▽足立柿園▽ザ産直屋▽石坂ファームハウス▽テイスティージャパン――の製品売り込みも行なった。