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マレーシア・デー2025最終夜、ペナンで団結と愛国心あふれる祝典

マレーシア・デー2025最終夜、ペナンで団結と愛国心あふれる祝典

2025.09.17 政治・社会

「Malaysia Day 2025」の最終イベントが、9月16日夜にペナンの PICCA Convention Centre @ Arena Butterworth で盛大に開催され、「Malaysia MADANI: Rakyat Disantuni(国民に寄り添う)」というテーマのもと、数千人の国民が団結と誇りを胸に夜を彩った。

式典は9月16日 午後6時30分から訪問者の入場が始まり、芸術文化省所属団体や伝統オーケストラ、子どもたちのパフォーマンスで幕開け。州首相、サバ・サラワクの副首相、そしてアンワル首相など、連邦および州政府の要人が順次登場。主催者たちは国歌やペナン州歌、国家指導原理の朗読などを含む伝統儀礼を通じ、人々の心を一つにした。

文化芸術の披露は「伝統のリズム」をテーマに、ジョゲット、チャイニーズオペラ、ボリアなどペナンを象徴する三種類の舞台が融合。またマルチ民族からなる演奏団体や大学の芸術グループが多数参加し、多様性と調和を鮮やかに表現。ステージでは、連携省庁の大臣らのスピーチ、サバ・サラワク州の首長代理による録音スピーチ、さらにアンワル首相による演説があり、国家の一体感を再確認する機会となった。

ハイライトは“Malaysia Day Celebration Special Book”への署名。アンワル首相、サラワク副首相、サバ副首相が登壇し、平和と結束の象徴として本に記録した。さらに、“Bersama Malaysiaku”キャンペーンも盛り上がりを見せ、写真と短文を通じて生活や思いを共有した参加者の中から、サラワク、ペラ州などから選ばれた3人に賞が贈られた。 

夜の最後は、光と映像の演出、ケーキカット、国旗掲揚、花火ショーと続き、会場は祝祭ムードに包まれた。老若男女、多様な民族と宗教の人々が一堂に会し、「MADANI(人間性・共助・包摂)」の精神を体現するひとときとなった。

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