クアラルンプールに新たなモール誕生 — 社交・食・アートが融合した新拠点に

マレーシア・クアラルンプールのブキッキアラ地区に、新たなライフスタイルモール「KLGCC Mall」がオープンした。周辺のバンサール、スリハタマス、タマン・トゥン・ドクター・イスマイルなどを含む約30万人の居住エリアに、新しい社交と文化のハブが誕生した形だ。

開発を手がけた Sime Darby Property のグループマネージングディレクター兼CEO、ダトゥク・セリ・アズミル・メリカン氏は、「このモールは、利便性とライフスタイルを融合させた当社の新たな旗艦開発であり、地域コミュニティの暮らしを豊かにする拠点になる」とコメントしている。

施設では、AR（拡張現実）アート展示やバーチャル・アートギャラリーなどを組み合わせた「State of Mind: Art-Tech-Wellness Exhibition Experience」が11月6日まで開催されており、最新のデジタル技術と芸術を融合した体験が楽しめる。

さらに、マレーシア初出店のブランドや輸入グルメを扱うショップが並び、屋上にはゴルフコースを見渡せる野外アンフィシアターも設けられている。ライブ音楽や地域イベントの開催など、多目的スペースとしても活用が期待されている。

この新モールの誕生により、クアラルンプール北西部のライフスタイルシーンは一段と活気づき、都市型コミュニティの新たな中心地として注目を集めている。