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マレーシアは11月から複数の新規直行便を開始する計画を進めており、これにより海外からの観光客アクセスが改善され、国内旅行業界にも追い風となる見込みだ。特に注目されているのは、Fireflyによるクアラルンプール~タイ・クラビ線の直行便導入である。
Firefly の新規路線は、11月17日に KLIA(クアラルンプール国際空港)ターミナル1 からクラビ国際空港へ 毎日7便 を運航予定とされ、料金プロモーションでは片道 RM 138 のオールイン料金も提示されている。これは既存のペナン~プーケット線を補完する形となり、マレーシア国内・国際路線の選択肢が拡充されることになる。
また、Batik Air も 12月8日付でスバン空港およびペナン/イポー発の直行便を新設予定としており、スバン発着でシンガポール、ジャカルタ、ランカウイ、ジョホールバル、そしてペナンやイポーからはシンガポール、クチン(サラワク州)、コタキナバル(サバ州)への直行線を導入すると報じられている。
これらの直行便拡充は、政府が旅行・観光セクターを回復させる戦略の一環とされ、国際観光誘致強化と国内観光振興の両面を狙った動きとみられる。ただし運航コスト、需要見込み、空港・インフラ体制、プロモーション戦略などが成功の鍵を握るため、今後の運航開始後の利用率や収益性が注目される。