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アンワル・イブラヒム首相は7月10日、マレーシアが宗教と分離した世俗国家ではないと述べた。
イスラム教徒である自身だけでなく、すべての国民にとって世俗国家であるとするのは「容認できない」とも話した。
首相の説明では、世俗国家とは国家と宗教が完全に分離されたもの。
「国家には世俗的な要素はあるが、宗教的な価値観は制度に組み込まなければならない」とも説明。
マレーシアが世俗国家であると宣言した場合、国教としてのイスラム教やスルタン、イスラム開発局などについてどう折り合いをつければいいのだと疑問を呈した。
世俗主義はローマ帝国やヨーロッパ史の影響に基づいているとし、一般的なイスラム教徒は世俗主義を反宗教的なものと受け止めているため、マレーシアは世俗主義を取らないとも語った。