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税関局は12月18日、クアラルンプール国際空港の貨物施設で約808キロのフェンタニルを発見したと発表した。フェンタニルは非常に強力な鎮痛剤として知られる。
同局によると、発見されたのは12月9日午前0時すぎで、箱36個の中に72個のアルミ容器に詰まっていた。輸入許可書には芳香性化合物と書かれ、インドから到着。マレーシアを中継地点としてアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに運ばれる途中だったという。
フェンタニルは麻酔薬としても使われ、手術後に激痛を伴う患者に投与される。ヘロインの40倍、モルヒネの100倍の効き目があるとされる。国連薬物犯罪事務所(UNODC)が発表した「世界薬物報告」によると、フェンタニルは欧米を中心に注射器を使って投与する人が多い。UNODCはフェルタニルの使用が深刻化しているとして警告を発している。