日本映画祭が開幕、KLの映画館で記念行事

国際交流基金（ジャパンファンデーション）の日本映画祭（JFF2022）が9月6日、開幕を迎えた。2022年に入って2度目の開催という異例の事態となった。
初日となった同日には、クアラルンプールの映画館、GSCミッドバレーでオープニングイベントを実施。高橋克彦駐マレーシア日本大使の他、観光・芸術・文化省のサラヤ・ビンティ・アルビ次官が来賓として臨席し、祝辞を述べた。
高橋大使は「インターネット上で映画を楽しむことが一般的になった今、本物の映画館での映画鑑賞は、特別な感動を与えてくれる」とした上で、映画祭の機会に日本映画の世界にどっぷりと浸かって欲しいと述べた。開幕記念で上映されたのは、今年の話題作品の一つ「ハケンアニメ！（Anime　Supremacy!）」で、夜遅くまで地元の映画愛好家たちが熱心に「今の日本の世界感」に浸っていた。
期間は10月9日までで、マレーシア全土のGSC参加映画館を使って上映される。会期中は全部で12本もの日本映画が上映される。