パナソニック、シャーアラム第1工場の2部門を閉鎖

パナソニック・マニュファクチャリング・マレーシアは6月1日、2023年3月31日に実施された「リストラ」の一環としてスランゴール州の同社シャーアラム第1工場の2部門を閉鎖し、解雇された労働者は「公正かつ公平な補償」を受けたことを明らかにした。

同社は声明の中で、「この工場以外のマレーシアの工場や部門に影響はない」と述べ、マレーシア内の拠点をさらに閉鎖する予定であるとする報道を否定している。

先の報道では、マラッカ州のパナソニック・アプライアンス・リフリジョン・デバイス・マレーシアが年末までに閉鎖される可能性があり、現在500人のマレーシア人労働者と95人の外国人スタッフが失業の危機にさらされると伝えられていた。

また、別の事業所であるジョホール州のパナソニックAVCネットワークス・ジョホール・マレーシアも、2023年末までに事業を停止する予定であると報じられている。

情報筋によると、これまでに700人近くの労働者が解雇されたという。