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三菱重工業は、国営電力テナガ・ナショナル(TNB)の子会社であるTNBパワージェネレーション(TNB Genco)との間で、クリーンエネルギー技術に関する調査と情報交換を行う覚書(MOU)に調印した。
このMOUは、マレーシアのエネルギー転換を促進し、2050年までのカーボンニュートラル達成という同国の目標を支持するもの。
この覚書により、三菱重工はTNB Gencoと、クリーン発電に関する3つの重点分野である「水素の製造・輸送・貯蔵および関連インフラを含む水素とアンモニアのバリューチェーン構築」「火力発電所におけるカーボンフリー燃料の専焼・混焼技術」「CO2回収」に関する共同調査を行う。
また両社は、マレーシアにおけるクリーン発電の推進をはじめとする特定分野に関する経験や技術的ノウハウ、情報などを共有する。
今回の協業は、マレーシア国内でTNB Gencoが計画する、水素対応技術を備えた高効率ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)を導入する技術的実現可能性の検討から始まる。
これは、三菱重工とTNB Genco双方の技術的な専門知識を活用し、持続可能なエネルギーソリューションの展開を図る上での先駆的なプロジェクトとなる。