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アンワル・イブラヒム首相は11月3日、ディーゼル油(軽油)の補助金を段階的に廃止したい方針を示した。ただ、マレー半島のみが対象で、四輪駆動車などの利用が多いサバ州とサラワク州での補助金は継続させたい意向だ。
政府が負担する補助金は年間800億リンギを越えている。このため、首相はこの負担額を減らしたい意向で、今月1日からは鶏肉の補助金を廃止した。政府は今後、ディーゼル油の補助金廃止に伴う影響を調査して決定する。
ただ、首相は漁業者やスクールバスを含む公共交通機関向けのディーゼル油補助金はそのままにしたいとも話した。
ディーゼル油は市場価格が1リットルあたり3.78リンギ前後で動いているが、小売価格は同2.15リンギ。政府は同1.60リンギを負担している。