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旭化成と日揮ホールディングス、国営石油ペトロナス子会社のグンタリ・ヒドロゲンはマレーシア国内で水素製造プラントの基本設計に関する覚書の調印式を11月15日に東京で行った。
3社はすでに年間8000トンのグリーン水素製造向けのアルカリ水電解システム(60メガワット級)の建設に向けた実現可能性調査を完了。次のステップである基本設計に移行するため、覚書の締結に至った。
来年1月には基本設計に着手し、2027年の実証運転開始を目指す。
旭化成の植竹伸子・上級執行役員は「日本においても10メガワット級の電解槽を3年以上運営してきた経験が、このプロジェクトの成功に重要な役割を果たすだろう」と述べた。また、グンタリ社のミシェル・アザルバート・水素担当最高責任者は「このプロジェクトがマレーシアの水素経済の変化を加速させる触媒としての役割を果たすだろう」と期待感を示した。