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マレーシア統計局は12月1日、2022年のマレーシア幸福度指数が、経済的かつ社会的幸福度のプラス成長により前年比2.5%増の121.2ポイントを記録したと発表した。ニュースポータルサイトのフリーマレーシア・トゥデイが伝えた。
経済的幸福度が前年比3.6%増、社会的幸福度が前年比1.8%とそれぞれ上昇。主席統計官のウジール・マヒディン氏は「新型コロナウイルスが2022年4月からエンデミック段階に移行し、段階的に経済が再開した影響」と指摘し、「指標となる経済的・社会的な構成要素14項目のうち11項目でスコアがアップしたことが寄与している」と強調した。
構成要素別では、幸福度指数上昇に最も貢献したのは娯楽・レクリエーション(20・8%)、交通(8・0%)、文化(6・5%)。一方で減少を示したのは治安、統治、社会参加で、国境再開に伴う交通事故件数の増加、汚職事件の起訴率や公的苦情処理局による事件解決率の低下などが影響しているとみられる。また、ウジール氏は全州で2022年の幸福度指数が上昇し、特にプルリス州、サラワク州、ペラ州で顕著だったとも述べた。