5州で洪水の被災民2万5000人に

国家災害管理庁（NADMA）によると、12月27日午後8時現在で全国5州で2万5763人が洪水により避難センターに収容されている。

最も多いのはクランタン州の1万9423人で、64か所の避難センターに避難している。特に同州パシール・マス郡では1万7590人が避難センター36か所で生活を余儀なくされている。このほか、南部のクアラ・クライ郡で1149人、タナ・メラ郡で427人などとなっている。

また、トレンガヌ州では5983人が避難。同州の主要地域で浸水しているが、同日午前から避難センターの収容人数は減っている。

このほかパハン州で485人。キャメロン・ハイランズでは土砂崩れが発生し、住宅に被害を受けた17世帯87人もこれに含まれる。サバ州やジョホール州でも住宅の浸水により避難している人が多数いる。

トレンガヌ州やパハン州、ジョホール州では断続的に雨が降るとの予報が出ている。