JCBとサンウェイ・ヘルスケア、医療旅行事業で提携

クレジットカードを発行するジェーシービー（JCB、本社・東京都港区）とその海外子会社2社は、マレーシアの医療関連サービスグループ大手サンウェイ・ヘルスケア・グループと同国における医療メディカルツーリズムの推進に関する覚書を締結した。

ASEAN各国をはじめ世界各国で、高度な先進医療サービスを受けるために別の国へと赴くメディカルツーリズムが広がりを見せる中、マレーシアは先進的な医療サービスを提供する渡航先のひとつとして注目されている。

今回締結された協業で、JCBはメディカルツーリズムのニーズが高いインドネシアをはじめとするカード会員に対し、ASEAN地域でのメディカルツーリズムに赴く際のカードによる支払いを促進する一方、サンウェイ・ヘルスケア・グループは医療サービスを受けたい海外顧客のニーズ獲得拡大を目指す。

サンウェイ・ヘルスケア・グループはJCBカード会員に対し各種特典を用意する。特定検診パッケージを15％割引とするほか、1000リンギ以上のサービス利用で糖尿病網膜症の検診を無料、さらに2000リンギ以上のサービスを利用するとシニア層向け宿泊療養サービス施設であるサンウェイ・サンクチュアリを1泊無料で利用できる。