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マレーシア医薬品管理局(DCA)は、武田薬品工業が開発したデング熱ワクチン「QDENGA(キューデンガ)」を条件付きで承認した。4歳以上が対象。ただし公的医療機関で利用できるようになるかは今のところ不明。ニュースポータルサイトのフリー・マレーシア・トゥデイが2月9日伝えた。
世界保健機関(WHO)はデング熱が大規模流行している地域での同ワクチンの接種を推奨している。
ラジ・アブ・ハッサン保健局長は「製品登録証保持者(PRH)はリスクに対する利益がプラスであることを保証するためにワクチンの有効性と安全性に関するデータを提出する必要がある」と言及。同ワクチンは武田薬品工業がドイツで製造しており、マレーシアでは武田マレーシア社がPRHを務めている。
保健省は今年1月、2023年のデング熱患者数が前年比86.3%増となる12万3133人に、デング熱の合併症による死亡者数も前年比44人増の100人に上ったと発表した。