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クアラルンプールの人気ラーメン店が最近、素行違反を犯した店員に病気休暇料やトイレ休憩料などの恣意(しい)的な罰則を科す人事方針を打ち出し、労働者の権利と雇用者の責任に関する議論を巻き起こしている。2月20日付の英字新聞ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。
あるソーシャルメディアユーザーが19日に不満の声を上げ、店員の責任と特定の行為をした場合に支払う必要のある罰金のリストの写真を投稿。ラーメン店は30リンギから500リンギの罰金を科しているという。その投稿は複数のSNSで拡散され、多くの人が当局に行動を起こすよう促した。
ネットユーザーらは、病気休暇やトイレ休憩に対する罰則は衝撃的で非倫理的であると言及。Redditユーザーは「ここに弁護士はいるか? これは法律違反ではないか?」などと述べた。
一方、ソーシャルメディアで非難を浴びたラーメン店は、警察に報告。ニュー・ストレーツ・タイムズが詳細を問い合わせたところ、「回答できない」とメールで返答があったという。